耐摩耗性とは

摩耗とは、消しゴムがこすれてすり減るさまをイメージすると良いでしょう。
消しゴムは柔らかくすぐに摩耗してしまいますが、消しゴムとは比べ物にならない丈夫な鉄であっても同じことが起きます。
そのため、強い力で擦れ合う部分に使われる部品には耐摩耗性が高いものを選択すると長持ちしやすいといえます。
では耐摩耗性が高さはどのようにすれば得られるのでしょうか?

一般に、硬いほど耐摩耗性は大きくなります。
金属を硬くするためには焼き入れを行います。しかし、ただ単に硬ければ摩耗しなくて良いということではありません。
硬ければ硬いほど、金属に柔軟性がなくなり、割れたりひびが入ったりしやすくなります。
そのため焼き入れだけでなく、焼き戻しをして、硬さを調整するのが一般的です。

また、硬さに関連して、成分によっても耐摩耗性は変化します。
鉄の成分中に炭素が多いほど耐摩耗性が向上します。それに加えてクロムやモリブデンといった成分が付加されるとさらに鉄は耐摩耗性が向上します。

(まとめ)

いかがだったでしょうか?
今回は鉄の耐摩耗性について紹介しました。
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