焼き入れとは
焼入れとは、鋼を硬くすることが目的で行われる工程のことを指します。金属をとても高い温度になるまで熱して、金属の組成を作り変えるために行います。
金属の組成を変化させて、その金属に含有されている炭素の量を増やすことによって金属をより硬くすることなどが目的です。
金属の炭素量が多ければ多いほど金属の硬さはより硬くなります。これは鉛筆の芯と同じ理屈です。
焼き戻しとは
焼き戻しとは焼き入れの後、再加熱し、硬さを調整しながら、鋼の粘りや強靭性を高める作業のことを指します。鋼は焼き入れすることで硬くなる一方でもろくて割れやすくなるので、焼き入れと焼き戻しの調整が良質な鋼を作るためには不可欠です。
（まとめ）
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