溶接とは
溶接とは...調べてみると以下のように書かれています。【日本溶接協会】
『材料に応じて、接合部が連続性を持つように、熱又は圧力もしくはその両者を加え、さらに、必要があれば適当な溶加材を加えて、部材を接合する方法』
【Wikipedia】
『2個以上の部材の接合部に、熱又は圧力もしくはその両者を加え、必要があれば適当な溶加材を加えて、接合部が連続性を持つ一体化された1つの部材とする接合方法』
図で表すと…

溶接の分類
溶接は大きな分類として3つに区分できます。①融接
②圧接
③ろう接
融接とは
融接は溶接の中では最も一般的なものと言えます。溶接と聞いて初めにイメージされるのが融接だと思います。
融接は、材料を溶かして繋ぎ合わせる方法です。溶加物を加える場合もあります。
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圧接とは
圧接は圧力を加えて材料同士を繋ぎ合わせる方法です。しかし、圧力だけでなく、摩擦をかけて熱で材料を溶かしながら圧力をかけるほか、ガスの炎で熱を加えて材料を溶かしたうえで圧力をかける方法があります。
(詳しくはこちら)
ろう接とは
ろう接は材料を溶かすことなく溶加物を材料と材料の間に溶かし込んでつなぎ合わせる方法です。学生の頃にハンダごてを使った経験のある方ならイメージが湧きやすいかもしれません。
(詳しくはこちら)
金属の接合方法について
金属の接合方法には、大きく分けて機械的接合法と冶金的接合法の2つがあります。溶接は、冶金的接合法にあたります。
(まとめ)
いかがだったでしょうか?溶接には多種多様な分類があり、(物理学的分類、冶金学的分類、法的分類など…)複雑です。また、それは実際の現場から生まれた概念でもないので、イメージがなかなかしづらいのが難点です。
ですが、この記事を読んで少しでも理解の助けになれば幸いです。
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