SUS316Lとは

SUS316LとはSUS316の成分のうち、炭素の量を低減させたものを指します。316LのLは(LOW)という言葉の頭文字で、炭素量が低いという意味で覚えておきましょう。
では炭素の量が少ないSUS316Lはどういった特徴があるのでしょうか?

ステンレスに含まれるクロムが炭素と共に600~900℃の熱にさらされると、合体してクロム炭化物というものになります。
クロム炭化物が出来上がると、純粋なクロムの量が減ってしまい、耐食性が低下します。
そのため、炭素量を低減させたSUS316Lは熱の影響を受けても耐食性が低下しづらい効果があります。
また、炭素量が少ないと硬度が低下します。
硬度が高いものは壊れにくく丈夫ですが、その分変形しにくいので、加工をするのには一苦労してしまいます。
そのため、硬度を低減したSUS316Lは加工がしやすいという特徴があります。

(まとめ)

いかがだったでしょうか?ステンレスの種類は様々あり、材料選びに困ってしまうこともよくあるかと思います。
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